「異業種みらいカフェ」とは?

創業明治43年のひしや染物店と古森酒屋がコラボして作ったオリジナルのてぬぐいが、全ての始まりでした。

 

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升と稲穂をモチーフにデザインしたそのてぬぐいには、升が2つ“ますます”と、二合五勺×2=5合(半升)“はんじょう”の絵が!色も絵柄もタイトルも洗練されたお洒落なデザインで見る人を魅了します。

 

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酒屋でこのお洒落な手ぬぐいを手にしたお客さんは、手ぬぐいを作った染め物屋のお話に興味津々。一方、染め物屋でこのてぬぐいを目にしたお客さんもまた、こんな洒落の効いたてぬぐいを置いてある酒店はどこのあるの?と酒屋のことが気になります。

 

このお仕事を通じて、染め物屋の職人さんも酒屋の店長も大きな財産を手に入れることになります。酒屋の店長がいいました。

 

「この街にはまだまだ素晴らしい腕を持った職人や、熱い想いで商売をする店主がたくさんいるのでは?そんな方達が出逢う場所があれば、どんどん魅力的な商品や新しいサービスが生まれるかも知れない」

 

『異業種みらいカフェ』はそんな想いを形にするためにスタートしました。

 

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雰囲気のいいカフェに、若手のデザイナー、新しく飲食店をオープン予定の経営者、コミュニティラジオのパーソナリティ、クリーニング店のオーナー、酒屋の社長、地域コミュニティの代表、行政職員、料理教室の経営者などなど、このまちで活躍する多種多様なジャンルの方々が集まります。

 

まずはお互いのことを知り合うために、ワールドカフェという対話の手法をつかって会話を進めます。

 

4人毎のテーブルに分かれ、あるテーマについてお話がスタート。ある回のテーマは「メディアの可能性」でした。

 

最近よく使われるフェイスブックやツイッター、ブログなどの利用方法について様々なお話が飛び交います。

 

テーブルの上には大きな模造紙が用意され、マジックペンでメモやイラストを落書きのように自由に描きながらのやりとりがすすんで行きます。会場は徐々に盛り上がってきます。

 

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「行政と民間のコラボ」をテーマに行ったときは、様々な支援の情報が話題に出てくることも。

 

ワールドカフェでは、時間が来るとテーブルを移動し、会場の多くの方とお話を出来ます。少人数なので、気軽にお話ができ、カフェの雰囲気が場を盛り上げてくれます。テーマについて情報交換ができるのも大切な事なのですが、それ以上にそのお話を通じて、お互いの事を知れることがなにより重要です。

 

ワールドカフェは議論を戦わせる場では無いので、基本的に相手のお話を肯定的に受け入れます。時間内にテーブルにいる全員がお話ができるように参加者みんなで場を作り上げます。

 

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ワールドカフェが終わると、軽いお食事とドリンクを用意しています。

 

立食のフリータイム。ワールドカフェのお話の中で気になった方と、もう少し深いお話をじっくりとできる時間を用意しています。

 

この立食タイムの場面にビジネスのお話や、具体的な企画が生まれることも多々あります。

 

「異業種みらいカフェ」は季節に1回くらいのペースで行っているので、興味のある方はぜひご参加下さい。

2015.01.15

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