大学生ワールドカフェ〜大学生にとって住みよい町とは?〜
10日後に飯塚市長選挙を控えた2014年4月3日(木)、飯塚市立岩公民館の会議室に地元の大学生があつまり、これからのまちづくりについて語りあいました。
まずは、飯塚市外から来ている大学生も多いので、予め声をかけておいた2組の大学生に、飯塚市の歴史や現状、さらに、他自治体による大学生を対象にしたまちづくりの取り組みの実例を発表してもらいました。
この発表を聞いた上で、全員で話し合っていきます。テーマは「大学生にとって住みよい町とは?」。ワールドカフェでは学部や、学年は関係なし。当然、正解もありません。いま大学生としてみえているもの、感じていることを本音でどんどん出してもらいました。
この会場には初めて会った大学生も多かったですが、みんな積極的にどんどん意見を出してくれました。
実は、ここで出たお話しやアイデアは、10日後に実施される市長選挙の候補者へ直接届け、いまの大学生の声として受け取ってもらおう!というところまでが、今回のミッションなのです。
さあ、どんな意見やアイデアが出るのか!また、その声を受け取った候補者はどんな反応をするのか!楽しみです。
話し合いは3つのセッションに分けて行いました。
1つ目は「飯塚の不便なところ(課題)を全てだそう」、2つ目は「その課題はどうやったら解決するかな?」、そして、最後に「出てきたアイデアを整理しよう」です。
【出てきた声の一部を紹介します】
「就活のため、市内の企業と学生の接点を提供する場をつくってほしい」
「市内のバスやタクシーに学割があれば利用しやくすくなり、消費アップにつながる」
「飯塚には歴史ある老舗が多い。学生のIT技術でPRにつなげられないか」
「選挙権を得て1回目の投票だけは市内で使えるクーポン券を渡してはどうか」
「大学生が経営する居酒屋やカフェを支援して欲しい」
「街灯が早く消えるので長くつけて欲しい」
「通学路などで、狭くて危険な歩道があるので拡張して欲しい」
最後にはグループごとに発表してもらいました。
初めて会ったこのまちに住む大学生たち、約2時間の本音トークの中で、さまざまな発見があったようです。
ここで、出たアイデアは10個にまとめ、実際の市長候補者へ手渡ししました。
自分達が考えたアイデアに対して実際の候補者はどう反応してくれるのでしょうか。そして、これから始まる選挙戦にどのように影響するのか、もしくは影響しないのか、そこも含めて、見守ることになります。
今回ワールドカフェをやってみて、参加した大学生みんながいきいきまちの事を話していたのが印象的でした。これからも、対話の場を企画していきたいと思います。
※この日のワールドカフェの様子と実際に候補者へ渡しているところを動画にまとめていますので、ぜひご覧下さい!
2015.02.02