第1回 チクスキ リアルネット議会
「若者の政治離れ…」「地方議会の不祥事…」テレビや新聞でよく目にする言葉です。いったい政治は何をやっているんだ!と、テレビの前でひとり声を上げても何も室内にむなしく響くだけ。そこで、自分達のまちや政治に興味を持っている人に呼びかけ、日頃の疑問や考えを本音で語りあえる場を企画してみました。
情報紙チクスキ内で不定期連載されている「チクスキネット議会」。この「チクスキネット議会」は現職の議員さんとフェイスブック上で意見交換できる企画ですが、今回は夏休み特別企画としてその議員さん達に実際に集まってもらい、直接お話し出来る場を2部構成でセッティング。
第1部は、
①今まで政治活動を行ってきて、もっとも印象に残った出来事はなんですか?
②いま自分のまちに足りないものは何だと思いますか?
③議会は決まったことをお披露目する儀式だと揶揄されることがありますが、どう思いますか?
④それぞれの地域を盛り上げるために、筑豊がひとつになる必要はあると思いますか?
という4つの問にフリップで答えてもらい、順番に発表してもらいます。
そして、第2部では、
その議員さんと参加してくれた住民が一緒のテーブルにつき「これからのまちづくり」というテーマでおしゃべりをしてもらいました。ワールドカフェという対話の手法を採用して、参加者同士が本音でお話出来る雰囲気に。
今回は夏休みということもあって、高校生や大学生などの若者が多く参加。
ワールドカフェでは4掛けのテーブルに分かれておしゃべりを行うので、普段気になっていた様々な疑問を目の前の大人や議員に思い切ってぶつけてることができます!若者はここぞとばかりにいろんなこと聞いていました!
この日の様子はネット中継で全国に配信。
当日の様子はこちらの動画で見ることができます。
ぜひご覧下さい!
第1部『パネルディスカッション』
第2部『議員と参加者全員によるワールドカフェ』
参加してくれた学生の声です。
【21歳_大学4年生】
「将来、まちづくりに関わる仕事に就きたいと思いながら就活しています。今日は議員さんをはじめ、いろんな方とお話出来て本当に楽しかったです。「筑豊をよくしたい」という想いを持っている方がたくさんいることを知れて良かったです。」
【15歳_高校1年生】
「ワールドカフェで、みんながどんどん用紙を埋めていく様子を見て、たくさんの人が色んな視点でまちづくりを考えている事を知りました。金子議員が話していた、地方自治体の『情報の発信力』という課題への解決策について、とても共感したし、ぜひ実現してほしいです。」
普段、なかなかしゃべることがない議員と住民、学生がいっしょの空間で語りあう。そこで交わされた言葉の中に、これからのまちづくりのヒントがたくさん隠れていたように思います。
また、本音で語りあうことで知ることが出来るお互いの事。これから何か大きな課題に向かうとき、今日のやりとりがきっと意味のあるものになってくれると信じています。
これからもこの「リアルネット議会」は第2回、第3回と続けて行きたいと思います。
・2014年8月21日筑穂町庁舎コミュニティカフェにて
【参加して頂いた市議会議員・町会議員のみなさん】
飯塚市議会議員 : 江口 徹 議員
田川市議会議院: 金子 和智 議員
直方市議会議員: 岡松 誠二 議員
飯塚市議会議員: 永末 雄大 議員
添田町議会議員: 久保田 実生 議員
2015.01.24